夕刻 雲がやんわりと赤くなるロボが せわしくするな いいからここへ座れ と わたしをうながすそうか きょうのきょうだけの日暮れを 見ていようかだんだん青いろに 重みが加わり 水の沈黙に 招かれたようだ
日本に住むロシアの方の人形です。きれいな瞳がずっと遠くを見ています。帰りたいけど帰れない雪のようなささやきが聞こえます。
窓を開けた 外から見た おやじ猫 春を待つ
雑多であるのも良しとする 新聞の切りぬきは好きだ 手が触れて ハサミで ちょっと作業して 暮らしに加わるモノは仲間 日焼けした記事も 外せない
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