土に埋まるのがこわかった。この頃はそれはそれでにぎやかだろう、 土のなかは微生物の天国、 さみしくなんかない、おおいにけっこうと思う。土に住まうあの子やあの子やあの子たちに挨拶。 白い小さな輪花鉢に水をいれ、目印の石をなで、なまえを呼んだり、…
いつも通るゴミ出しの道の銀杏に実がついた。あれ?これは実がならないイチョウのはずなのに。何十年もうっかり見過ごしてたのか、それとも 急に木の気が変わったのか。 写真を見ながら声をかけると、 全員で、ふふふっと 揺れてみせそうだ。
初氷り すきまに見てた 恋を割る
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