2022-01-01から1年間の記事一覧
本は ドストエフスキーの「悪霊」の上巻からやっと下巻に移ったサスペンスドラマはアメリカもの 嫌いな米国産を立て続けに観てる どちらも壮絶な覚悟に充ち 夢中で読まされ観ささる(岩手の方言) が 現実の世界は 解決遠く 痛ましい
内外の風気わずかに発すればかならず響くを名ずけて声といふなり
世界の動きに気持ちがざわつく日々ですが無力感に陥らないように手を動かします 人形にりっちゃんからもらったストールを巻いてみたらとても似合います
青い時間帯はずっと外を眺めていたくなるところがこの時間はしっちゃかめっちゃかにいそがしい 空に溶けていかないように地上に縛られているのかもしれない
自分を基盤にしてはいけないとマチスは云うだろう専門とするなら自分の声に煩わされないことだ
椀ひとつ時をはずれて渦を巻く
日が昇り日が沈む太陽が動いてるのに地動説をおもいつくなんて ガリレオもコペルニクスも すごいーほんとだねー! ひときわ感心日曜日 朝の話題
外風呂はしんどいが月をみあげての行き帰りはうれしい
こどものころの私は笑わない子だった いまは笑ってばかりいる
木は煙りになった木を見送る 空にむかってみんな伸びあがる
この部屋に感謝
いつのまにかいなくなったテイ子さん残された大量の手紙は色褪せずこんな青になっていく
毎朝ミルテと雪をこいでイヌネコトリネズミモグラの墓参り歴代のかかわりだからじつに多人数みんなきょうもよろしく!と墓あとに手をふると見上げた空のふわりとしたところにせいぞろいしてこちらをみてるそんな迫力のきょうの空。
こんなふうにヒョッコリとお日さまに出くわすと一対一の挨拶をかわしたくなる平凡ではあるがきょうもよろしくと頭をさげるような言葉で。
以前にも書いたが小川君に作ってもらったピンホールカメラで はじめて撮った百合の花はすごい1時間かけて移り写った厚みのようなものは時間と手をくむことでしか生まれないせっかちな私への教訓。
着物で暮らしたいがイヌネコの世話には不便だろう。不自由をこえてあこがれを決行できるにはもっと恋しいなにかが足りない
どの子にもきみ いちばん とささやく夜
月夜には かつての牛舎異国のひかり
世間に噛みついていいよって りっちゃんからもらったシール
Facebookに俳句をのせていたらそのむかしgreeで一年間俳句三昧をやっていた楽しさを思いだしこちらの日記がおろそかになってしまった。行き詰まると俳句が助けてくれるような気がする。ことば探しの旅。
もうひとつあかりともしてジャズジャズ夜
ツララが伸びると ネコも伸びる
チェーホフのまなざし語る雪あかり
ハートもしくはバケ太郎のような雲ひとつこれはきのうの空きょうは一転たえまなく雪がふっている 二日つづけて買い物にでたら風邪をひいたスーパーの連チャンはかあチャンには無理だよと云われた
マチスは動くみているうちに動きだす動くのはそこに描かれているものではなくそこに漂うもの 空気とか風とか見飽きぬ気圧 監獄のなかでもマチスがあればしばし耐えれそうだ
燃やされるために並び待つ
遅れに遅れている家の建設であるがついに二階がみえてきたきょうは太い柱をみんなで持ち上げている建設ラッシュでクレーン車を手配できずすべて手作業で大きな声をかけあっている たいへんな時間のロスだけどむかしの大工さんが動きまわっているかんじいたく…
本には敬意をはらっているつもりがいま手に取る作家は二人だけほとんどの蔵書をないがしろにしていることに気づいた それにくらべ二千冊の本に埋もれ引くも出るも進退きわまりないレン君の本への執着はりっぱだ返事はこないとわかっているが彼に年賀状をかい…
外は朝焼け 家の中は 冷凍庫
朝氷柱を 叩き落とし 夜薪の火の粉と 格闘