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なにをどうまくしたてたか忘れたが

高校生のわたしは

せきをきったように 喋っていた

むかいに坐った友は 和かな顔でときどきうなずいてる

こちらはますます熱をおび 身をのりだし 語り 終息した

むこうが やっと 口をひらいた

 

 

 

そんなに寂しいのなら

自分の身の丈が隠れるだけの場所をもちなさい 

すべてさらけ出さないように